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ヴェルフェたかはら那須(関東サッカーリーグ1部所属)
一緒に矢板を盛り上げよう!

同じ矢板市というホームグラウンドで活躍するヴェルフェたかはら那須。
ジャストカップスはオフィシャルスポンサーとして、チームの活動をサポートしています。
今回は、現在の活動から今後の目標などについて、チームのみなさんにお話を伺いました。
左から野上ヴェルフェたかはら那須 理事 鈴木宏明さん只木章広選手ヘッドコーチ堀田利明さん
■ヴェルフェたかはら那須というチームについて

野上
:今回は同じ矢板市で活動するヴェルフェたかはら那須のみなさんにお話を伺います。
まずチームのプロフィールを教えてください。
鈴木
:はい、前身の矢板サッカークラブの設立が1978年なんですが、2008年に名称変更して「ヴェルフェたかはら那須」になりました。所属は関東サッカーリーグ1部になります。ホームタウンは栃木県の矢板市で、ホームスタジアムは矢板運動公園陸上競技場、5000人を収容するスタジアムです。

野上:「ヴェルフェ」とはどういう意味ですか?
鈴木:ヴェルフェというのはフランス語で「緑の:Vert」と「妖精:Fee」を組み合わせた緑の妖精という意味の造語なんです。
一般公募で採用したんですが、運営母体のNPO法人たかはら那須スポーツクラブとあわせて「ヴェルフェたかはら那須」というチーム名になっています。

野上:関東リーグのシーズンはいつまでですか?
只木:4月から10月上旬までです。それ以降はカップ戦など別の大会が始まります。
堀田:関東リーグで優勝すると、各地域リーグの優勝チームが集まって全国大会を戦います。
そこで上位2チームが自動的にJFL昇格になって、逆にJFL下位の2チームが降格になります。
野上:そうすると、チームの目標は…
鈴木:マチュアの最高峰であるJFLで戦うことですね。2008年に名称変更したのをきっかけとして、JFLを目標にしています。
また、2008年には今の栃木SCがプロ化を宣言したことにより、アマチュアの選手達が辞めることになったんです。
そういったプレーヤー達が合流して、一緒にやりましょうということになり、現在の形になっていったという経緯もあります。
■アマチュアというこだわり

野上:そうすると、ヴェルフェたかはら那須というチームはあくまで“アマチュア”にこだわっているんですか?いずれプロ化するという方針はあるんでしょうか?
鈴木:今のところプロ化は考えていません。あくまでアマチュアです。
というのも、地元の子供たちが、いずれプロではないアマチュアとして サッカーを楽しめるクラブとして存在したいと考えているからなんです。

野上:ユースチームもあるんですか?
只木:ユースはないんですが、今はジュニアのチームがあります。
また、今年度はジュニアユース(中学生)のチームを立ち上げる予定です。
野上:なるほど。ヴェルフェで育った子供たちが、最終的にヴェルフェのトップチームでプレーする、と。
堀田:子供たちにはプロ選手を目指す、海外でプレーするといった高い目標をもってほしいと思いますが、
ヴェルフェとしては、プロになった選手が最終的にヴェルフェに帰ってきてプレーして、地域を盛り上げてもらいたいという思いがあります。
もちろんプロじゃなくても地元でプレーができるクラブがあるというのが、ヴェルフェとして基本的なスタンスです。
鈴木:プロっていうのはまた別物かなとも思うんです。
プロとは憧れとか目標である一方で、 我々はもっと子供たちの近くにいる存在でありたいと思ってます。
サッカー教室以外でもトップチームの選手が子供たちと直接触れ合う機会を、もっと増やしていくつもりです。
野上:より身近な存在としてヴェルフェがあるということですね。

■ジャストカップスとヴェルフェの出会い
野上:ジャストカップスは設立が平成17年と、まだまだ若い会社なんですが、これから企業活動を広げていくのと同時に、社会貢献もしていかなければと考えていたんです。その矢先に去年の大震災がありました。
堀田:矢板市もずいぶん被災しましたからね。
野上:そんな折に鈴木理事からチームが困っているという話を聞きましてね。
同じ地元の矢板を盛り上げていきたいという思いからサポートしていくことを決めました。
鈴木:社長が「じゃあ、やるか」と二つ返事で応えてくれたんです。
ありがたかったですね。今日もスタジアムに大きな応援幕がかけられていました。
野上:ジャストカップスは特殊印刷が専門の会社ですので、こういった幕なんかは得意分野なんです。チームをサポートするのと同時に、私たちの活動をPRできるのもありがたいですね。
只木:横断幕って、なかなかもってるチームが少ないんですよ。基本的にサポーターがつくるものなんで、
あれだけのクオリティのものを作ってくれるのは、選手はみんな感謝してますし、励みになってます。
野上:タオルマフラーとか文具なども作ってますけど、応援グッズはなんでも作ることができますから、これからももっと増やしていきたいですね。
鈴木:それに伴って、チームももっと強くならなければいけませんね。
■地元“矢板”を盛り上げたい
野上:ジャストカップスもヴェルフェと同じく、チームに関東リーグで優勝して、全国でも上位に入って、JFLに昇格してほしい、それに向けてのサポートを全面的にしていきます。
鈴木:ありがとうございます!
野上:ただ残念なのは、ヴェルフェの知名度がまだ低いこと。
当社では矢板市のお祭りのスポンサーもやてるんですが、そういうところにもヴェルフェのロゴマークを入れて盛り上げてます。
堀田:これからはジャストカップスさんが取り組んでいるお祭りやイベントなどに、我々ヴェルフェの人間ももっと協力していきたいですね。
野上:それはいいですね。選手と直接触れ合えるというのは、特に子供たちなんかにはいい体験になりますからね。地元の人たちがチームを身近に感じて、愛着が湧いてくると思います。せっかくこういうチームがあるんですから。 ところで、国道4号沿いにできたヴェルフェフィールドは立派な施設ですね。
堀田:我々の母体であるたかはら那須スポーツクラブが整備しました。フットサルコートが2面あり、ナイター設備もあります。
野上:あそこにもジャストカップスで作った横断幕を掲げてるけど、徐々に知られてきているのを感じますよ。
鈴木:ヴェルフェフィールドでは今後の展開もいろいろと模索しているところです。
只木:地元での活動の場が広がるのはうれしいですね。プレーヤーとしてもっと強くならなければと思います!
野上:サッカーという素晴らしいスポーツを通して、ヴェルフェがもっと強くなることは、地元矢板の活性化にもつながると思います。
そのためにもお互い頑張りましょう!
鈴木堀田只木:はい!
野上:今日はありがとうございました。
2012年7月22日(日) 栃木県グリーンスタジアム
 
氏名 鈴木宏明(すずきひろあき) 堀田利明(ほったとしあき) 只木章広(ただき あきひろ)
  理事 ヘッドコーチ MF
紹介

(1974年11月29日生)

栃木県矢板市出身 の元サッカー選手。
現役時代のポジションは、MF/FW。
矢板市立矢板小学校(矢板市サッカースポーツ少年団)−矢板市立矢板中学校

−私立佐野日本大学高等学校

−日本大学保健体育審議会サッカー部

−矢板SC(ヴェルフェたかはら那須)

(1975年4月29日生)

栃木県出身の元サッカー選手。
サッカー指導者。
現役時代のポジションは、MF。

2007年4月15日のソニー仙台FC戦で2004年9月19日(後期第7節)の横河武蔵野FC戦から続 く、JFL公式戦連続フルタイム出場が79試合となり、藤原敬二(FC京都1993)に並ぶJFLタイ記 録を達成した。記録は7月7日(後期第2節)のソニー仙台FC戦で途中交代により途切れるまで、91試合まで伸びた。この功により、同年にJFL敢闘賞を受賞した。

(1975年4月16日生 )

栃木県出身のサッカー選手。
ポジションはMF。

前栃木県立宇都宮白楊高等学校教諭・サッカー部監督。関東サッカーリーグ・ヴェルフェたかはら那須アドバイザリー、選手も兼任する。

関東サッカーリーグ時代に栃木SCに入団しJFL参入を経験、参入後は全選手プロ化の方針に伴って退団するまでの約8年間の殆どをレギュラーとしてプレーし、「栃木の皇帝」「ミスター栃木SC」と称された。

ジャストカップスとヴェルフェたかはら那須に関する記事

2011年5月22日掲載(下野新聞)

2011年5月26日掲載(下野新聞)

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